物件探しをする時に不動産屋に頼みたいこと

私は声を大にして言いたい。不動産屋は、物件探しをする際には、おためし期間を設けて欲しいと。

 

そもそも物件探しのシステムがまず少し間違っているような気がします。たとえば私の例ですが、私は自分の住みたいと思ったアパートを、地元の不動産屋の張り紙を見て決めました。1LDKで家賃は43000円です。駅の近くで窓は南にあると書かれていました。

 

実家からも近いし、これはいい物件だと思い、私は不動産屋に連れられて、件の物件を見に行きました。その時間はちょうどお昼時でした。その物件はアパートの3階で、南の窓からは温かい日差しが差し込んでいました。間取りもしっかりとしていたので、すぐに契約を済ませたのです。

 

しかしいざ住んでみると、色々とトラブルが起こりました。まずは隣人です。私の住んでいる家の隣の部屋には、オーディオマニアの大学生が住んでおり、毎朝6時になると、ガンガンと音楽を鳴らし出すのです。直接、文句を言いに行くと差し障りがあるので管理会社を通じて文句を言ったのですが、彼が卒業してこのアパートを出ていくまで、朝の騒音は止みませんでした。

 

もし3日でもお試しに済ませてくれたなら、ここを選びはしませんでしたでしょう。ですから不動産屋は、物件探しをしている人に仮住まいをさせて欲しいのです。